斜めから恋してる。―bandage本編

次は絶対正面で見てやると固く誓った日。



何かが変わったようで、変わってなくて、それでも変わっている映画だったなぁという思いが、端的にBANDAGEという曲に現れてるなぁと思った。うーん、説明しない映画だった。誰かの過去とか思いとか境遇とか、それが不自然なくらいに語られる映画とは一線を画してるかな。まぁ、それが進行に必要のないものだからと言われてしまえばそうなのかもしれないけど。一部を切り出したかのような映画だったな。時間が結構ポンポン進むので、ひとつひとつの場面が取りこぼしできないんだよね。
面白い、とか楽しい、っていう表現の似合わない映画だと思う。娯楽作品ってかんじじゃないもんなぁ。
あかにしくんの演技とかについても書きたいな。というか、一回整理して今度の週末に見に行って書こうかな。あーオタクの誰と見に行きたいな。わたしが好きなシーンは、例の66とこ、アコギに合わせて床を這ってドアまで出てくとこです。あのカメラワーク好きだわ。
それと最後のBANDAGE。エンドロールまで離さないよね。「最後にBANDAGEが流れるような、」っていう監督の話を思い出した。