ぽやーっとする時間を求めて
なんとなくひとりで旅に出たくなったので先日出かけてきますた!かつんが動くとき、わたしも大概うごいてるんだよね。
大学が終わってから、バスで京都へ。夕方に着いて、京都駅からぽてぽて20分くらい歩いて宿泊先の友人宅へ。京都駅はクリスマスの飾りつけの真っ最中でした。もうそんな時期かー。
次の日は9時に友人宅を出て、近鉄に乗って奈良まで出発。10時すぎに奈良到着。本日のガイドブックはこいつ。
- 出版社/メーカー: 山と溪谷社
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
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あと、歴史のお勉強に百科事典入りの電子辞書と、りゅーくん*1を持って出発。ひとまず奈良の上から順番に降りてこようと思って春日大社まで頑張ることに。
しばらく歩くと
雰囲気出てきた。砂利を踏みしめてさらに進むと…
着いた〜。お参りお参り。
その後、すぐそばの若宮神社もついでに見て、若草山に向かおうとしたとき、フランス人のご夫婦*2に英語で話しかけられた。でもあんま会話できず…。えいごにがてだもん!ご夫婦はデジカメ持っていらしたので、写真撮りますぐらい言えばよかったorzという思いを抱えつつ若草山を通って、三月堂へ。
赤と黄緑のコントラストがなんとも言えずきれいです。
スグとなりには二月堂があります。
先日、二月堂のお水取りを描いた「達陀(だったん)」を歌舞伎で見たばっかりだったので、一人で興奮。
お天気にも恵まれたおかげで、景色が綺麗。京都の清水寺も舞台からのすばらしい眺めを持ってて好きなんですが、この二月堂からの眺めも負けず劣らず好き。手に届きそうな感じがするし、下の青々とした芝生がきもちいいんです。無料だしね。
さて次は東大寺のメインの大仏殿へ。そこまでの道も雰囲気あっていいわぁ。
写生してる人がチラホラいました。坂を下って、更に歩くと
でっかいなぁ〜。
ここでも大仏さま(正式には蘆舎那仏ですね)にお参り。
…とそろそろ鹿じゃなくて自分にエサをやる必要がありそうなので、通りがかってお洒落だったお店でお昼。全然奈良らしくないパエリア食べた。
昼からは国立博物館へ。正倉院展やってるからすごい人間です。ならんで待ってるときに、後ろのおばさまとおしゃべりなどしてました。おばさまは旦那様と喧嘩して、朝、東京を出てきたらしいです。「一人で出かけるのもいいわよね」といってました。ちゃんと仲直りできたんでしょうか…。
とにかくすごい人で猛烈に疲れました。教科書で見たような戸籍の書かれた紙や工芸品をいっぱい見ましたが、いちばん気に入ったのは他の人が「切れ端だ」って言ってた古布残欠(こぎれざんけつ)です。すごく色鮮やかに残ってました。平常展も見たところで、次は興福寺へ。
五重塔の前で知らないおじいちゃんに話しかけられ、15分ぐらいおしゃべり。奈良のいいところとか特色とか。「ぶらぶら歩いて、そうやってゆったりすることが大事だし、そういうことができるところなんだよ」って言ってました。深いなぁ。
階段を下って猿沢池から。めっちゃいっぱい亀のいる池です。ひとりでかめかめかめ思ってました。
どうせなら行きたい所全部って気になって、道を間違えつつ大乗院庭園までUターン。庭を見てまた猿沢池を通って、駅に戻りました。
結局10時から6時ぐらいまで歩きっぱなしだったので、めちゃくちゃ疲れました。筋肉痛です。でも一人旅いいなぁ。なにも気にしなくていいし、その時々で人との出会いが楽しい。行ってよかった。
出発まで時間があったので、本屋にちょっと寄ってガイドとジョンとぴあ見た。まあそれはまた別のお話。